2009年06月07日

5弦化フェイマスFS-3のフロロ化

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5弦化したFamous FS-3 にフロロ弦(オイハタ・ライトゲージ)を張った。 
 
ライトゲージを選択したのは、割合に音量が大きなボディーである事、反面FS-3のトップはコストダウンの為にか(?)ブリッジ直下に補強板やリブなどが一切設置されていない(トップ面裏側にはホールの上下にブレーシングがあるだけ)ので、5弦化以前にややブリッジの近辺のトップ面の湾曲傾向が見られたからだ。
 
フロロ弦のなかでもややテンションが柔らかめなオイハタ弦、その中でも一番ライトな弦を選択した。
 
フィンガーボートのボディとの接合部分の塗装の修正も無事に済ませて、だんだん愛着もわいてきたFS-3です。 フロロ弦に張り替えてまだ2時間ほど、、、、まだ、まだ弦が伸びている段階ですが、すでに音質は劇的に変わりました!
 
中古で入手したこのフェイマスFS-3君、サドルがブリッジの溝の中で傾いているので(?)に思い、サドル下にあったスペーサー(前のオーナーがサドルの高さを低くし過ぎて下駄を履かせたのかな??)を観察してみると、、、、

な、なんと!黒い両面テープが2重に重ねて貼られていました!
 
両面テープですから、スペーサーとしては軟弱でサドルが浮いて傾いていたのですね。 これでは音には良くないと思いました。 早速はがして、フェーマスFSシリーズ純正の(?)黒い樹脂と同じような黒い硬質プラスチック板を探してサドル下に接着して高さを調整しました。
 
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この作業も音質にかなり影響していると思いますし、フロロ弦に交換した効果もあってか、昨日までのナイロンのぶっといレギュラー弦とうって変わり、音が暴れる感じがかなり無くなりましたね。 フロロ特有の音伸びも加わって巻き弦のLow-Gの音伸びとマッチするようになりました。
 
弦の太さが細くなりましたから、4弦+5弦の複弦部分も押さえやすくなりました。交換は大正解ですね!!

オール合板製のフェイマスFS-3ですが、フロロ弦の交換は結構面白いかも知れませんよ。 オール単板のに比べて音のしっとり感、深み、はやや劣りますが、サスティーンや音のメリハリ(高音と低音の分離)は確実に良くなります。 機会があれば単板のウクレレにもぜひフロロ弦を試してみたら良いと思います。

 ただし、トップ面の強度には十分注意した方がよいと思います。フロロ弦はナイロン弦に比べて、概ねがテンションがやや高めです。ブリッジの近辺のトップ面の変形が顕著なウクレレとかにはフロロ弦は危険だと思いますね。(ご自分責任でご判断くださいね!)

今回の5弦化で、複弦の間隔はナット部分で約1.5mm、サドル部分で約2.3mmです(いずれもスケールによる目視観測) 弦の交換をしたばかりの現在、ストラミングをすると複弦部分で時に干渉が見られます。数日たって弦のテンションが安定した頃に判断したいと思いますが、現時点でソロ弾き時には問題はありません。 ストラミングで干渉が改善しない場合は、サドル側の間隔を2.5mmくらいに広げてみましょう。

後は、複弦化とフロロ弦化によるブリッジへの影響がどこまででてくるか....ですね。 この夏を超える事が出来れば、もうその後は問題ないでしょう。 注意しながら使い込んでみようと思います。
 
posted by lelelenole at 11:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・Famousウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

合板ウクレレのメリットは?

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Famouse FS-3 愛着度を増すために、ただいまお化粧直しを実施中(笑)
 
フレットボード縁回りの塗装の悪さとか、サウンドホールの縁が無塗装(合板だから塗装しないのかなぁ...)、、、、など、気になるところを整備中です。
 
ところで、このFS-3とFS-6を観察していると材の単板と合板の確認が良くできます。両モデルともセルバインディングが無いので接合面が観察できるからです。
 
090606-02.jpg090606-01.jpg 写真は左がFS-3、右がFS-6ですね。
左はトップとバックともに合板である事が良く分りますね。
 
右のFS-6の方は....トップが単板で、バックは合板です。
両モデルともサイドも合板ですから、FS-6はトップだけ単板という事になります。
 
ん〜、WEBページの商品コメントとかではマホガニー単板とかだけしか書かれていませんからね、、、、FS-6は全て単板だろうと思いこみしますよね、実際。 メーカーは説明を明確にした方がよいでしょうね。
 
ま、でも合板だから、、、、単板に比べてすべて劣るのかな、、、と思いがちですが、本当にそうなのかな?
 
ギターでもそうですが、トップは単板で、ボディーは合板(ラミネート)という組み合わせは多いですね。ギターはボディーがウクレレよりはるかに大きいですから、割れやすい単板よりも合板の方が加工も楽ですし(カッターウェイなど特に)、耐久性に優れていますね。

耐久性があるという事は、同じ強さなら合板の方が薄くても大丈夫と言う事でしょう? FS-3のトップ版など1mmちょっとしか無い感じで大変薄くなっています。 これが良く響く理由なのかも知れませんね!
 
昔の合板よりも最近の合板は、接着(ラミネート)技術も優れている様ですし、ラミネートする心材にも気を配っているメーカーが多く、音響の改善がかなり進んでいるのではないでしょうか。 なので、合板だから、、、音が良くないだろうとあんちょこに判断すると損をする事になりますよ(笑)
 
実際、このフェイマスFS-3に使われているブビンガという材は、最近の和太鼓などにも使われている響きの良い材のようで、ギターにも採用されてきていますし、密度が高く(重く)、低音の響きがよいと評価されてますね。 なので、FS-3も実際に弾いてみると、その辺の単板ウクレレよりも大きな音で存在感のある鳴りをしてくれます。 それと、固い材というのは反面割れやすいですから、合板の方が適しているのかも知れません。
 
音質は、、、割とメリハリのある(高音も低音もそれなりに)発音をしている気がします。
機会があったら、ぜひ合板と単板のウクレレを弾き比べてみてください。
 
うちのSF-3は、お化粧直しが済んだら、ぶっといナイロン弦をフロロ弦に交換してみましょう。 音がどのように変化するか楽しみです。
 
posted by lelelenole at 09:39| Comment(3) | TrackBack(0) | 紹介・Famousウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

フェイマスFS-3の5弦化作戦を実施!

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週末に中古で仕入れた、Famouse FS-3を早速加工してみました。
 
(1)サドルの加工(弦のセパレーターの接着)
  ↓
(2)5個目のペグ穴加工
  ↓
(3)ペグの取り付け
  ↓
(4)5弦用ナット溝の新設
  ↓
(5)完成
 
自分なりに、頭の中で作戦を良く練っておいたので、この作業自体は1時間ほどで完了!

ブリッジを無加工で済ませようというのが今回のテーマだった(だって、面倒でしょ?!)ので、4弦用のブリッジ溝に5弦も同居させてしまおうと考えました。 なので、おなじ溝から出てくる4弦と5弦をサドルの上で間隔を作って保持するためにセパレーターが必要でした。
 
サドルが牛骨だったなら、一から作り直し(削り直し)しようと考えていましたが、オリジナルのサドルが樹脂製だったので、4弦と5弦のセパレーターを同じ樹脂で作りサドルに接着(瞬間接着剤で)してしまいました。
 
物理的にサドル上で、4弦と5弦が干渉しなければよいので、とりあえずこれで十分かと思います。 問題があれば考え直しますけど、、、、我ながらあんちょこでグッドアイディアと思っています(笑)
 
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5個目のペグ追加のためのペグ穴を開けるのが一番慎重に行いましたね。ヘッドに鉛直に穴が空かないと具合が悪いので、木工ボール盤がないので、仕方なくハンドドリルで表と裏側から慎重にドリルを入れて両側から穴を迎えに行く事でほぼ鉛直に穴を開けました。
 
あとは、簡単、、、、、サドルと同じく樹脂製の黒いナットへ新たな弦溝を(4弦の内側=3弦より)彫って完了
 
初めての挑戦(5弦複音ウクレレへの改造)でしたので、ナットやサドル上での復元の間隔など、すべて感でした!(WEBで参考の写真を見たりしていましたが) 結果は何となく上手くいってしまって、弦を張ったばかりで巻き4弦がまだテンションが落ち着かない頃にHigh-G弦と干渉気味(ストラミングの時だけ)でしたが、一夜明けた今朝はかなり改善して、ほぼ問題なしです。
 
あまりにも、簡単に、しかも問題も発生しないで ウクレレ5弦化作戦が完了してしまったので、少々物足りない感じです(爆)
 
複弦化した4弦部分が最初違和感がありましたが、慣れですね。 だんだん慣れると思います。
まだ巻き弦が”ボワァ〜ン”とした音質が顔を出しますが、なかなか面白い演奏感です!
 
単弦のLow-Gでもストラミング演奏は可能ですが、やはりちょっと巻き弦の存在感が強くて(ウクレレのコロコロ感がない)違和感がありますが、複弦ウクレレなら結構行けます!!
 
ストラミングで演奏した後、そのまま普通にLow-Gのソロを弾けるって言うのは、楽しいですね。。。。
 
2,3日、このままテストして、細かな調整を加えて仕上げて行こうと思います。 ウクレレ自体が中古で9.000円ほど、ペグや、Low-G弦を加えても定額給付金でお釣りが来ます。 このコストパフォーマンスは満足感が高いです。 久しぶりに安くて楽しいお小遣いを使いました(笑)
 
posted by lelelenole at 09:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 紹介・Famousウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

写真好き小学生とウクレレ

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フェイマスウクレレは、僕のウクレレ趣味のルーツかも知れない。
 
40年くらい前に親に無心して買ってもらったウクレレ、、、、あれが創生期の頃のフェイマスだったと思う。
 
オリンパスペンを片手に近所やプラモケイを撮影するのが好きだった小学生、、、、それが40年前の自分。そんな小学生が手にしたのは、フェイマスの一番安い普及機だったと思う。 木のペグだったし、ブラックナイロン弦が張ってあったと思うんだよね。
 半年くらいおもちゃのように遊んで、その後は一気に興味が無くなってしまった。 その後はたぶん親戚の誰かにもらわれていったフェイマス
 
今回5弦ウクレレの実験用にFS-3を手に入れたら、前から気になっていたFS-6にも会いたくなってしまった。 そんな時中古で程度の良さそうなFS-6に出会ったのも何かの縁かも、、、、、そう思う。
 
090603-03.jpgFS-3は程度Aで手に入れたが、程度の判断とは裏腹に、もともとの仕上がりが悪い個体(ほどまりの悪い)だったらしく塗装の仕上げが良くなかった。
 
逆に程度B+で手に入れたFS-6の方がほとんど演奏された形跡のないきれいな個体でした。塗装の仕上げも問題なし。
 
この2台とも2〜3万円定価のいわゆるエントリーモデルなのに、結構質感や音質に差があって面白いです。
 
FS-3はブビンガというマホガニーよりも固く低音と高音の分離がよいラミネート材(合板)で、思いの外音量も大きくてびっくりした。 ブビンガはローズ材の親戚らしく、ずっしりと重い。 FS-6はトップはマホガニー単板でサイド、バックはマホガニーラミネートの仕様。まだ弾き込みが足りないらしくあまり鳴らない。でもマホガニーらしいウォーム系の音質がする。

フェイマスFS-6はフェイマスの看板モデルと言うだけあって、仕上げも良く存在感もある良いモデルだ。購入したての時期は鳴らないように思うが、トップ単板だから弾き込むほどに音も育つだろう、、、最初のウクレレとしても十分なモデルだと思う。
 
40年ぶりに、自分のウクレレ趣味のルーツと思われるフェイマスFS-6に出会って、なんか懐かしい友人に巡り会ったような気分だ。
 
posted by lelelenole at 10:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 紹介・Famousウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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