2009年07月26日

音程の正確な高精度なウクレレ・Lauke

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素朴で軽い音感のウクレレとはやや趣を異にするけど...Laukeウクレレが好きです。
 
その音質の個性が好きなのと、特質は音程の正確さ。
 
デザインがとても個性的なラウケ・ウクレレは、ギターでは評判の高いHeadwayが製造する国産ウクレレです。兄弟ウクレレにLOCOブランドのウクレレもありますが、あちらは中国で製造されています。
 
このLaukeウクレレのブリッジは少し変わっています、個性的と言えば良いのでしょうね....
 
角を丸めたブリッジの中にサドルの大部分が埋まっています。氷山のようにブリッジから顔を出しているサドル部分はわずかです。約2/3ほどのサドルはブリッジに埋め込まれたような仕組みです。しかもスカスカではなくきっちり勘合しています。
 
勝手な想像ですが、この一体感のあるサドルとブリッジがしっかり弦の振動を伝えて、やや厚めな深胴によって芯のある音質を出しているのだと思います。

僕の持っているモデルは2台ともトップがスプルース(ボディはマホモデルと、ローズモデル)なので通常のマホやコア材のトップよりも音の広がりを感じます。ギターでは当たり前の組み合わせなのですが、それだけ音響的な特性は優れていると言う事ですね。ウクレレでも、もっと普及しても良いと思います。
 
今日改めて、12フレットチューニングを検証してみました。
 
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写真左はオリジナルなサドルで極普通に、ホール側にエッジのある牛骨製サドルです。厚みも2.3mmの細目なものです。 そして右側は本日、検証のために(弦長が同じなアストリアスのソプラノウクレレのオフセットサドルを基準にして)制作したオフセットサドルです。
 
オリジナルでもかなり正確な音程で、3弦C音のみ12フレットでややシャープしますが、ハーモニスク音はOK、その他弦もかなり正確です。 そしてオフセットにしたサドルの方は、見事に1〜4弦ともほぼドンピシャな音程を測定できました。(KORG TM-40:マイク式チューナですから誤差はあるでしょうけど...)
 
ソプラノサイズで、これだけ正確な音程のウクレレはすごいですね。 やっぱり国産ウクレレの評価が上がります(笑:ハワイ製のウクレレには、ここまでの音程は望めません) それにしても、こんなに品質のしっかりしたLaukeウクレレなのに、どうしてあまり売れないんだろうと、、、思います。 デザインが個性的すぎるんでしょうか?
 
薄めの塗装で、導管が見えたりする塗装は、アストリアスやT'sウクレレの鏡面のようなつや消し塗装の製品と比べると???な感じを受けますが、お店で見かけたらぜひ弾いてみて欲しいですね。 個性的なルックに見合った個性的な音質とは裏腹にしっかりした音程の楽器である事に気がつくと思います。
 
僕は、この日本製ウクレレを感じさせないエスニックな(死語か?)ルックスが大好きなウクレレです。
posted by lelelenole at 10:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・LAuke SP-100SM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

T`sとLAukeウクレレ比べ

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お気に入りのソプラノウクレレの比べっこです(笑)
 
14フレット接続のT`sと12フレのLAukeですが、全長がこんなに違います。弦長はほぼ同じ(1,2mmLAukeの方が長いかな...)ですが、19フレットもあるT`sに対して15フレットのLAukeではヘッドの長さ、指板の長さともにT`sが長いです。
 
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ところで、ボディー形状はT`sが独特の下ぶくれタイプでボディー下部が大きく、ボリュームや音感の良さに貢献してます。対してLAukeはマーチンタイプよりもウエストがスレンダーでまさにひょうたんのようなシルエットです。しかしボディーがT`sより5mmほど厚く、ボディー長もやや長めです。
 
この胴深のひょうたんボディーからT`sに勝るとも劣らない高出力なサウンドが出ます。ただしボディーの横が狭いウクレレの特徴として”ラジオノイズっぽい音”が出ると言われますが、何となく最近分かりかけてきました。 T`sのように共鳴室が広い(ボディーの横幅がひろい)ものに比べてLAUkeのように狭いと各弦の振動がより激しくぶつかり合い、ややヒステリックな音質になる傾向があるのかも知れません。
 
ギターでもトレッドノート、ウエスタンタイプのようなウエストの広いモノとパラーギターのようなひょうたん型、スレンダーなウエストのボディーでは、音の粒立ちや音の柔らかさが違うのは感じていました。ただし、小さなボディーのソプラノウクレレでは、その傾向もかなり注意していないとわからないです(笑)
 
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さて、以前所有していたLOCOウクレレもLAukeウクもともにHeadwayブランドをプロデュースするディバイザーの製品です。
 LOCOウクレレもブリッジ裏面のサウンドホールへ向かう縦方向のブレーシングがありませんでした。このLAukeも同様です。デンタルミラーでブリッジ裏側をのぞきましたが、やや厚めかなと思われるブリッジ下の補強板しかありません。
 ただし、この補強板の左右端は丁寧に斜めに削られていてブリッジ左右のトップ板の振動を妨げないように工夫されていました。
 
ディバイザーのウクレレは、ナカニシやT`sのようにブリッジ下の縦方向のブレーシングはないのが普通なのでしょうかね??
 
まあ、そのおかげなのかどうか?非常に振動効率が良く、ボディ鳴りがすごいのかも知れません。現状では2台のLAuke(100SMと100SR)ともトップ面の変形は感じません。でも、最初に手に入れたLOCO DUK-5Tにおいては、ややトップ落ちの傾向が見られました。その後メーカー交換された2代目はほとんど変形しませんでしたので、やはり個体差があるのでしょうね。
 ご指摘の通り、やや不安感はありますが、この鳴りの良さは代え難いモノがあるので、丁寧に扱いながら付き合ってゆこうと思います。
 
posted by lelelenole at 11:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 紹介・LAuke SP-100SM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

深胴の恩恵・LAuke SP-100SM

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今後しばらく、新たなウクレレの導入の予定がないので(笑)、話題がないのである(爆)
 ようやく仕事も忙しくなって、これから来月いっぱいはちょいと”ふゆごもり”の様な予感(^o^)
 
13台まで増殖したウクレレも入れ替えを完了して、T`s、LAuke、カニレアの3つのブランドとエレウク(アプローズ)の8台をそれぞれ4台ずつ仕事場と家に配置して楽しんでいる。
 毎日少しづつ(たとえ1フレーズ、1曲でも)弾いてやらないと、すねて音が悪くなるので(笑)、食事のあと、風呂上がりの後などの時間を見つけて、、、、弾く。
 仕事場では朝の仕事始め前、夕方6時過ぎから少し時間を作る。。。。
 
さて、昨日は午前中は上京し上野で打ち合わせ、トンボ帰りして午後は大学で後期授業の成績評価、夜は取引先の新年会のため雨の中を隣町へ...丸一日働きづめでヘトヘトでした....
 時間があればお茶の水を徘徊したかったのですが、、、、そんなことをするとまた新しい楽器が増えてしまいますね(爆)
 
それでも自宅のウクレレ達を弾き比べていて、LAukeの力強い鳴りを再確認した。雨で湿気の多い中、響きがよいのは”深い胴”のおかげではないかと思った。
 T`s SDと比べると5mm近く深い(厚い)ボディーが大きな響きを実現するようだ。
 
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 風呂上がりの身体を冷やさないように着ぶくれした状態でソプラノウクを抱くと、まるで大きなお腹のポリネシアンがウクを弾いているようになる(笑)...ウクレレはボディサイドやバックも振動して響きを発するからその部分を身体や衣服で包んでしまえば当然の結果、響きは少なくなると思う。
 だからウクレレは、なるべく薄着で、ネックをもつ左手を身体の前に持ちボディーバックと身体の間を開けることが演奏フォームとされてますね。これは出来るだけウクレレと身体との接触を少なくする為ですね。
 
冬場の厚着で、ウクレレを抱えると、どうしたって、接触面積が多くなります。長袖ではブリッジに袖口が触れそうになることもあるし、、、、。
 
こんな悪条件の中でも、LAukeは良くなります。
 
やっぱり深い胴とトップがスプルースによる振動の良さ、響きの良さなのだろうと思います。
 ますます、LAukeが好きになってきましたよ。
 
それと、アクィラ弦を止めてワースBMに変えたカニレアK-1SPロングネックは、それまでより暖かみが出てきてストロークでは、ハワイアンぽい音色になってきた感じがします。アクィラ弦ではやや硬質な音質でクリアー感が目立ちましたが、ワースBMでは艶やか+コロコロ感がブレンドされた感じです。
 とても素朴で、明るめな音感に育ってきています。次はこのカニレア君を登場させましょうね...
posted by lelelenole at 09:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・LAuke SP-100SM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

今くびったけのウク・LAuke

090113-03.jpgいま、このウクレレにくびったけ、ぞっこんです。

デバイザーのLAuke(ラ・ウケ)ブランドですね。
 
ハッキリいって、このエキゾティックなスタイル・Designにしびれています。
 
マーチンスタイルに似ていますが、それよりもスレンダーなウエスト、肩パッドの張ったスレンダーなワンピースを着た女性のようなシルエットのヘッド、ヘッドのセンターにデンと座った太陽のマーク、ボディやサウンドホールだけじゃなくヘッドまで張り巡らされたロープバインディング、などなど、、、、。
 
決して奇抜なデザインではなく、個々、細部にわたってこだわりが見えています。このウクレレを設計した人は、きっとそのデザインセンスがただ者じゃないんだろうと思いますね、ホントに(笑)
 
このLAukeブランドが、最近一気にお買い得値になっています。10〜15万ほどした100シリーズが定価の半値から40%になっています。
 
このブランドを充実して取り揃えているドルフィンギターさんに尋ねたところ、近々このブランドは終了してその後は、ディバイザーのメインブランドである”HEADWAY”のブランドとして新たなウクレレをラインアップするようです。それは、それで楽しみな情報なのですが、僕は現状のブランドに十分な魅力を感じています。

 
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手元にあるのは、ハートマンズギターから購入した中古のLAuke 100SMです。2005年のこのモデル初期ロット、そのはじめの方の個体です。GOTOのギアペグに交換されてました・Goodです。小さいけど極めて良く鳴ります。トップが1mmほどしか無かったLUNA試作モデルに比べてトップは倍以上の厚みがありますが、重さはほとんど一緒の310gほどです。
 
その秘密は極めて薄いラッカー塗装にあります。2回くらいしかスプレーしてないんじゃないのぐらい薄いです。導管は出まくりだし、サイドなんて触るとザラザラします。(少し硬い綿布で磨きましたが...) 分厚く鏡面に仕上がっても重くなってしまうポリ塗装に比べ、ラッカー塗装は時に取り扱いが難しいけども年々塗膜が締まって薄くなり楽器の鳴りを妨げません。
 その薄い塗装と胴深なスレンダーボディーからコンサートサイズに匹敵するような音量が出ます。
 
僕はしばらく、このLAukeと一緒にいようと思います。(あっ、もしかすると兄弟になるかも知れませんが...爆)
 
posted by lelelenole at 15:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・LAuke SP-100SM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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