2008年11月16日

ウクレレ指板磨き、その2(DUK-3Tも!)

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10月のはじめに、指板をリンシードオイルで磨いたLOCODUK-5Tウクレレがとっても気持ちいい仕上がりなったので、気をよくしてDUK-3Tにも実施しちゃいました!
 
オイル磨きをした直後の指板です。
 
気持ちよさそうに、マットな表面しているでしょ?!
このまま、ほとんど弾かないで数週間乾燥させます、はい。

乾燥が進むにつれて、導管をふさいだ木の粉と油脂分は固化し、材の表面に染みた油脂が指板の表面に強固な膜面を作ります。2,3週間したら表面を軽く乾いた布で磨いて、その後2.3日おきに何度か表面をから拭きします。。。すると指板表面は少し艶をふくんだ様になります。

ひと月くらいしたら、毎日少しづつ弾いて問題ないですね。この時点ではまだ独特の油の匂いが指板表面に残っていますが、数ヶ月するとしっかりした指板面を見せてくれるでしょう。その頃には油の匂いもほとんどしなくなっているはずです。

この後の、リンシードオイルによる指板面のメンテナンスは、年に一度か二度、磨きの時のような十分な油ではなく、ごく少量を出来るだけ薄く伸ばして塗り、15分ほど放置した後に乾いた布で15分おきくらいに数回から拭きすれば、常に指板は適度な艶と強固さを保つのではないかと思いますね。
 
で、良くある揮発性の指板クリーニング剤(レモンオイルやオレンジオイル配合の指板清浄剤)を使用すると、せっかく木材の表面に形成した樹脂の面をとかしてしまうような気がしてます。
 使用するにしてもごく少量で良い思いますね。
 
このテクニックを学んだのは、、、、
 
 この、寺田仁さんの本からですが、WEB等でもいろいろリサーチしてこの春にエレキとアコギでテストして、良い結果を得ています。
 
なので、ウクレレの指板にもいけるだろうと思ってやってます(笑)
 
肝心の"リンシードオイル"ですが、オレンジオイルやレモンオイルなども同じ事が言えるんですが...塗装面を痛める可能性があるので、ニスやラッカーフィニッシュのウクレレでは十分な注意が必要ですね。
 
丹念なマスキングは必要条件でしょうね。。。
 
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で、僕が使っているリンシードオイルですが、これは単純に油絵用のリンシードオイルです。画材店で400円前後で買ってきました。寺田仁さんも、このオイルを使用しているようです。
 WEBなどで調べても、クラシック楽器の指板や楽器のオイルフィニッシュなどに使用されている例が多くあります。でも、中には絵画用のリンシードオイルには添加物が加わっているので、注意と書かれている人もいます。
 
そこで、楽器用がないのか?と言う人には、、、、販売店が楽器店なら少しは安心かしら???(笑)
アコースティックギターパーツ
http://guitar--parts.net/goods/1806.html
 
確かに、同じリンシードオイルでも透明に近いモノと黄色(琥珀)っぽいものもあります。あとリンシードオイルはその油脂成分の特性から、経年で黄変してゆくものがある事が知られていますが、ローズやエボニー様な濃い色の材には問題ないと僕は考えています。
 メイプルのような明るい材の場合は、よく考えた方がよいでしょうね....
 
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今回のLOCOウクレレ DUK-3Tはもともと強いつや消し塗装が施されていていたんですが、どうも手触りが悪いので、鏡面用コンパウンド(粒子の細かい)で半艶ほど磨いてしまいました。均一に半艶だしするのは、超・超・難しい〜ので、多少ムラが残ってますが、手触りが改善したので良しとしてます(爆)
 
半艶が出た事で、ちょっとグレード感が上がったように感じます。
 
小さなウクレレ(ソプラノ)の場合、つや消しの強い塗装だと、なんか全然存在感が無くて、紙か粘土で出来たような感じがしてダメでした(笑)
 ちょっとムラを見せつつ、半艶の輝きが出て、まるで使い込まれた楽器のように変身しました〜(爆)
 
よかった、よかった。。。。
 
posted by lelelenole at 13:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・LOCO DUK-3T | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

ワースクリア弦に張り替えたDUK-3T

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DUK-3Tウクレレに、Worth Strings クリアフロロカーボン(Medium)を張った。

ギターで弦張りは慣れているはずなのに、2弦と4弦を間違えそうになった。
ワースのフロロ弦は、一般のウクレレ弦よりも細目みたいで、2弦と4弦の区別が微妙〜

ブリッジエンドの結び目をつくろうと、弦の袋から出して作業したから、余計に見間違いをしてしまった。
しかも、張り終わるまで余った部分を切らずにおけばよいものを、切っちゃった!!
おかげで、4弦に間違って張った2弦は短すぎて張れず(ギャ〜、なんてっこたい!)

でも、ワース弦はソプラノなら楽々2本分とれる長さなので事なきを得ました。
でも...1本分損をしました(T_T)

今回のミステークで学びました!

弦張りは、終了するまで余分を切るな!!!  

でございますよ、本当に。。。。

で、早速チューニングをして弾いてみました。
さすがに直後はこなれていない性か、張り替える前と違いが????でしたが、弦を伸ばし伸ばしチューニングし1時間ほど過ぎると、だんだんクリアーな音が出てきました。

さらに、今朝再度チューニングして見ると、高音が澄んでサスティーンも伸びてきた感じです。
イイカンジです。
1週間も熟成させた後の、サウンドが楽しみです。
 
081025-02.jpgこのワース弦は、Mediumだからか?結構柔らかいです。

標準のブラックナイロン弦では、わずかに1フレで押し弦のかたさを感じていたのですが、気にならなくなっちゃいました。

弦の交換には、、こんな効果もありますね〜

良かった。良かった。
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2008年09月08日

LOCO DUK-3Tの初期調整

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ハードケースの補修と共に、初期的なチューニングを行った。
この個体はブリッジの4弦側がわずかに傾き(1弦に比べて長い)ことをのぞいて概ね工作は良い。

したがって、今回はピッキングガードをいつものように液晶用保護シートで自作した事と、メーカー標準の弦高(3.1mm)を2.6mmほどに下げただけで様子を見る事にしました。

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ヘッドのインレイは、DUK-5Tほどの派手さは無いものの、装飾自体は同じでレーザーカットによるインレイはきっちり仕上がっている。今はこんなに手の込んだインレイも低価格モデルに採用できるのだからすごいなぁ。
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ボディー内部の仕上げもキレイで、好感が持てる。トップ、バック材と側面との補強はギタータイプではなく、一枚の薄板による施工で、小さなウクレレのボディーの振動を妨げない優れたものだ。
 
コンサートサイズ以上のウクレレには、ギターと同じような補強リブが使用されている事が多いみたいだけど、小さなソプラノタイプでは不向きかも知れない。

さてほとんど仕様の同じ、DUK-5TとDUK-3Tとの鳴りの差だけど...

DUK-5Tの製造はどうも今年の1月みたいで、DUK-3Tの方は9月で出来たてほやほや...のこともあるし、DUK-5Tはもう1月ほど鳴らしているので、やっぱりDUK-5Tの方が良く鳴っている。
DUK-3Tの方は、まだまだボディーが硬くて鳴りが小さい気がする。これから弾き込んで、材を枯らしてやれば良い鳴りに変わってくれそうな予感がする。

また、DUK-3Tの方がネックとフレットの状態が良く、10フレ以上の高音部の伸びがよろしい!DUK-5Tはすりあわせをしすぎの感じでフレットが低く、しっかり押さえないと音が濁る傾向にある。
 
こうやって同じメーカーのウクレレを見比べてみても、その製造の善し悪しは出てくる。ギターに比べてはるかに小さくて、精度を要求されるウクレレの製造は難しい部分があるのだろうなぁ。。。

こんなに小さくても、楽器として本当によいものは高額であることが、何となく分かってきた感じがする。
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2008年09月07日

やれやれ、またケースの修理...LOCO DUK-3T

 今週衝動買いした、デバイザーのLOCO DUK-3Tウクレレのハードケースを修理した。
 この会社の入門用ウクレレDUKシリーズにはハードケースが標準で付属してくるが、そのハードケースは外装の合皮レザーの接着に欠陥があり、自分の場合都合3回手に入れたハードケースのほとんどで接着のはがれに遭遇した。
 これに関して、メーカーに直接意見を申し上げたが、その後の返答は来ていない。入門機でありながら価格以上の出来であり、音も良く出るモデルだと感じているので、付属品ではあるが、このハードケースの仕上げに関しては残念を通り越している。

さて、このハードケースの仕上げに欠陥があるのなら、交換を申し入れてもまた同じ時結果だと思うので、今回も自分で補修修理する事にした。

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はがれてしまっている部分の接着剤のかすをガムテープで掃除する。粘着を無くしたゴム系の接着剤が簡単にはがれてくる。
これを見ても接着剤の性能が悪いか、手順が悪いか、そのあたりに原因がありそうだと推察できる。ケースの木枠(合板ベニア)と繊維のあるレザー合皮が接着剤を吸い込む素材であるのに接着剤が少ないか、その性能が悪いのか見極められていないのだろうねぇ。
 
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ほぼ全周に渡って接着剤カスを除去してから、マスキングテープで不要な部分に接着剤が付かないよう処理。
その後"セメダインスーパーX・クリア"を丁寧に塗布して接着した。
 
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ご覧のように接着をしっかり行うためにゴムテープやPPテープなどでグルグル巻き状態です。
 
こんな苦労をさせられるなら、最初からケース無しにするか、それともセミハードケースなどを選定してくれた方が良いんじゃないかなと思う。
 
ディバイザーのLOCOウクレレは、出来は良いが、ケースはこのようにお粗末なので、購入を考えている人は良く考慮した方がよいと思う。自分で補修する覚悟が必要な付属ケースなのである!!
posted by lelelenole at 11:31| Comment(2) | 紹介・LOCO DUK-3T | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

またやっちゃった...LOCO DUK-3T

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またまた、ポチッとしてしまいました(笑)
先月のLOCO DUK-5Tにつづいて下位モデルの3Tも入手してしまいました。

下位モデルと言っても、塗装がつや消しなのとボディーのインレイが貝ではなく普通の樹脂になっているのと、ヘッド周りのインレイが省略されている事くらいです。
マホ単板や工作に大きな違いはなく、つや消しの塗装の方が滑りにくくて汗ばむ季節のホールド感は良さそう。

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しかし、このメーカーのハードケースはどうにかならないのでしょうか??
前回の5Tの時も外皮がはがれていて初回交換しましたが、こちらのケースも同様です。これはもう生産工程での接着剤の欠陥としか言いようがありませんね。。。

3回ともほぼ同じような結果となれば、これは言い逃れが出来ません。多数のユーザーからもクレームは入っているはず!直ぐに改善を望みます。

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さて、仕事の休憩時間にざっとチェックしただけなのでまだ完全チェックではありませんが、塗装などの仕上げは前回の5Tより良さそうです。
サテンフィニッシュの塗装もなかなか良い感じです。滑りにくいのが一番ですね。
 
シリアルナンバーを見ると、08年9月の18個目見たいな感じかな...出来たて?接着剤の臭いがしそうな感じですね。
だとしたら、ハードケースは相当にふるいの???
 
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ヘッドはマーチンのまんまコピーのような仕上がり。ペグはGOTOのBペグ(UKB-NI)です。ごく普通な感じ。
 
これがなぁ....Aria-AU250なら、GOTOの上級ペグUKA-3Wゴールドが装着されていて信頼性が高いのだけどなぁ。。。
でもボディーデザインは、LOCOの方がマーチンスタイルそのまんまで惹かれたのでした(笑)

3万円から5万円程度の入門ウクレレをどこまで鳴らす事が出来るか?ってのも面白いテーマだと思って挑戦してます。(単に10万円クラスの高いウクレレを買えないって事もあるけどね)
今日は仕事で忙しいので、明日以降にチューニングしながら鳴らして行こうと思います。

【9月5日追記】
到着した昨日は、終日忙しくて触れなかった。今朝始めてチューニングしたので、まだまだ弦がなじまず張りのある音は期待できないが、そこそこ鳴っている。
 
概して今回のつや消し塗装は仕上がりがよい。ナット周りもキレイに研磨してあるし、指板エンドのボディー接着部分もキレイに出来ている。
前回のDUK-5Tは、ナットの2弦溝付近に欠けた部分があったり磨かれていないような荒い状態だった。エポキシ材で欠けを修復して弦溝やナット全体も磨き直した。ボディーの縁(インレイ)の塗装も磨き残しがあったので修正したり....。

5万円くらいのギターやウクレレは、ほとんどがアジア諸国で生産されているのが現状で、各社とも管理はそれなりの工夫をしているようだが、やはり仕上げにはかなりムラがある感じがする。
想像だが、出荷検品も現地で行っていると思うので、最終的な検品はやっぱり国内で日本人の目で行って欲しい気がするなぁ。。。。

<LOCO DUK-3Tのスケール>
 
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posted by lelelenole at 14:32| Comment(0) | 紹介・LOCO DUK-3T | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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