2010年10月31日

誠実に丁寧に作られた国産ウクレレ・HeadWay

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以前所有していた、Laukeブランドを製造しているの国産ギターブランドHeadwayがそのブランド名を採用したウクレレが昨年から発売されて、少々気になっていた。

今回友人が安くて個性のあるウクレレがほしいということで、、、このウクレレを入手したの(自分が代理購入したわけ)で、初期調整をしてくれと頼まれてこの週末ちょっと遊ばせてもらうことにしました。
 
Laukeブランドは、素朴でありながらどちらかというと無骨な感じの仕上げに、素材感を大切にした極めて薄い塗装や厚めな深胴から爆鳴りに近い音量を発揮するウクレレでした。 で、このHeadwayブランドのウクレレは、どうかというと....。
 
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すごく丁寧に作られているという第一印象。
 
持った瞬間、、、最初に『軽っ!』と感じた。そして木材の面取りやカットなどの基本的な仕上げがものすごく丁寧というか、几帳面にされている。
サウンドホールから確認出来るトップの厚さは、これまでに所有したウクレレの中でもトップクラスの薄さです。
 
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おもわず、ノギスでトップ面の厚みを測定してみましたら、1.4mmでした。以前、T'sさんで製造を委託されたキワヤのLunaプロトタイプも極限まで薄い印象を受けましたが、それに近い厚みだと思います。

ボディーの角は、柔らかく面取りをしてありますが、ヘッドは鋭角な角を残した仕上げです。このあたりはHeadwayのギターにも通じた印象でしょうか。ヘッドを見ると非常にシャープな印象なのにボディーまわりは柔らかな印象、、、、ちょっとちぐはぐな感じがしないでもありません(笑)
 
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101031-07.jpgこのモデルも塗装は、必要最小限の感じです。

つや消し塗装自体、塗面の厚みを薄めに仕上げられるようですが、他の国産メーカーのように硬い塗面で均一に仕上げるのではなく、下地処理の上にさっと一塗りみたいに薄い仕上げです。

Laukeウクレレでは、導管が残っているわりに塗装自体はややしっかり乗っている感じがありましたが、このモデルは、それよりもさらに塗装が薄く感じられます。そのあたりも手にした瞬間の軽さに通じているのだと思います。
 
 
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良い材を選んであるようで、マホガニーのネックにもうっすらトラ目が出ています(笑)
ただし、残念ながらこのモデルのネックは2ピース仕上げです。初期の頃のLaukeウクレレは、ネックは1ピースだったように記憶しています。
 
この極めてまじめに作られたHeadwayウクレレは、その薄く仕上げられた材と仕上げの良さ(?)で、鳴りは良いですね。
Laukeのようにやや暴力的な鳴りの鋭さと言うよりも、、、ややマイルドな暖かみのある響きの鳴りです。 ボディーの形状がLaukeのマーチンタイプと異なって幅広タイプですので、そのあたりの性でしょうか。
 
 いずれにしても、まじめに作られたウクレレだと思います。 でも、このブランドのウクレレも随分乱暴な売られ方をしていますよね。すでに発売から約1年、40%offなどの店も見られます。 なんでHeadwayのウクレレは値崩れとも思えるような売られ方になっちゃうのでしょうね、ファンとしてはちょっと悲しい気もしますね(笑)
 
posted by lelelenole at 15:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・HEADWAY HUS-100Koa Plus | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

ギターっぽい音質、でもウクレレの表情もある

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初期調整を終えたOvation UCE48を弾いてみた。
コンサートサイズなので、指板はソプラノより広くて弾きやすい、音も断然アプローズのソプラノより大きいし音量もある。概してアプローズOvation-Sopよりも優れているけど、大きいだけボディーのボウル型形状が仇になって、ストラップ無しで抱えて演奏するのが難しい。
 
バックがラウンドしていて滑りやすいので、右腕でボディーを強く抱える(しめつける)のでボディートップのエッジに腕が食い込んで痛くなる(笑) ストラップピンが付いているのはダテじゃなかったわけだ。
 
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ヘッドの形状もソプラノよりすこし間延びして(?)ゆったり感がある。サウンドホールからトップ材の断面を観察すると確かにスプルースの単板らしい。でも厚みは優に2mmを越えている。 サウンドホールの補強(装飾)板と合わせると3mmほどの厚み。
 
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仕上げの悪かったブリッジは、最初塗装が薄くて表面がザラザラ状態でした。 少しペーパー掛けして上げて、つや消し塗料で上塗り塗装しました。塗料の質が違うけど、まぁここだけなら問題ないでしょ。 まぁほとんど純正の仕上げと疑われない程度に綺麗に仕上がりましたよ。
 
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指板のエンド部、、、Ovation独特のカーブを描いた端がやや荒れていたので、こちらも研磨しました。指板の表面は何となく黒っぽい塗料が乗せられているようです。なんちゃってエボニーみたいな、、、、(爆)
 
アプローズ・Ovation(ソプラノ)よりもボディーのラウンドが滑らかで、より滑りやすい形状をしています。この形状では、ストラップ無しでの立ち演奏は無理かも。。。 ウクレレ向きの細目のストラップってあるのかな?? ウクレレ専用のストラップはサウンドホールが特殊なので使用出来ないですよね。
 
さて、ソロ弾きをするとちょっとミニギターっぽい雰囲気と音づくりのUCE-48です。でもストラミングをするとなんとなくウクレレな音質も感じられます。なんとなく??な個性のある面白いウクレレです。
 
ところで、自宅のアプローズ・Ovationソプラノはコアの合板タイプのトップなので最初は全く鳴らなかったですが、3年ほど経って何となく音量が増えてきた気がします。 少しでも音量を稼ごうとフロロ弦を張ってありましたが、最近4弦をLow-G巻弦に交換しました。すると小さなボディーなのですがバッグの樹脂ボディーがビリビリと振るえるほどに振動するようになっていました。
 
単板よりも合板の材の方が変化が著しいのでしょうか? どうにもならないかなと思っていたアプローズ・Sopですが、こちらもちょっと面白くなってきました。
 
あれれ、こんなに安いの!こっちで買えば良かったなぁ...(爆)
★こちらもかなりお安いですね!電子ウクレレチューナ付き
ハワイアンコア(ラミネート)がお好きならこっち!
posted by lelelenole at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 紹介・OVATION UCE48 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月24日

久々の新人・エレウク

1年近く新しいウクレレを購入していませんでしたが、ちょっと心が動いて買ってしまいました。

今回の買い物は、所有欲を満足させる仕上がりの良いウクレレ、、、という線ではなく、楽しく遊ぶためのウクレレです。
以前から気になっていた、Ovation UAE48 コンサートエレウクです。まぁ多少なりとも生音が良いようにと思って、トップが単板タイプのBRモデルを選びました。

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販売店の写真は上手ですよね、、、良く見せてますもの(笑)
詳細写真を何枚も見せてもらって購入を決めましたが、さすがに海外生産のOvation(これは韓国製)モデル、、、、あちこちに荒がありました。当然予想していましたけど、、、(爆)
 
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到着後、演奏チェックをして、まぁ機能的には問題が見つけられなかった事と、所有しているソプラノモデルのOvation(こちらは中国製)に比べれば仕上げが少しはましなので、返品は止めました(爆爆)

でも、開封チェック後ひととおりの演奏をしてみて、翌日にはD.I.Y.のスタートです!

指板のエンド部分やフレットの仕上げを修正して研磨、指板磨き、それと一番問題な(塗装仕上げが悪く見映えの悪かった)ブリッジの修正塗装を行っています。(現在進行中!) 塗装は上手くいきましたので、2,3日乾燥させればOKでしょう。
 
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さて、ソプラノのOvationモデルと比べてみて、生音の音量や音の出方は別物のように感じます。ひとまわりほどボディーが大きいだけですが、コア合板のソプラノモデルに比べて、単板仕様のコンサートモデルの方が音量も大きく響きも良いですね。 生音でも部屋弾きなら楽しめますし、アンプへ通すとソプラノよりオベーション(ギター)ぽい音が出てきます。 楽しめそうです(笑)
 
ところで、3年前に買ったソプラノのOvationと違う部分を発見しました。
 
このOvationのソプラノウクレレは、ブリッジ下のエビゾピックアップで、1弦4弦の出力が弱いとユーザーから批評がありました。ところが今回のコンサートタイプのサドルを外してみると、1弦と4弦の脚(エビゾを圧着する部分)に0.3mmくらいの透明プラ板がシムとして接着されていました。 これは1弦と4弦からの音を拾いやすくするために入れたんでしょうね。
 
メーカーも多少はユーザーの声に対応するんだと感じましたね。 このシムの影響は、今後ソプラノと弾き比べて実験してみましょうね。
 
posted by lelelenole at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 紹介・OVATION UCE48 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

やっと完成!ウクレレキット

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昨年から、タラタラと進めてきた初めての全音ソプラノ・ウクレレキット製作がようやく完成しました。

塗装までは5月に完了していたのですが、、、、ちょっと厚塗りしてしまいまして(笑) 塗り直すのは面倒なので、そのまま”放置プレイ”で乾燥と熟成を進めると自分に言い聞かせて、忘れてしまってました。
 
ここに来て気温も下がってきて、塗膜もかなりしっかりしてきたので、完成させる事にしました。
 
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グローバーのギアペグを取り付けて、、、また2,3日放置して、、、(なかなか最終ステップへ行かないのは...オフセットサドルを牛骨で作るのが面倒だから...爆)
 
でも、今日は自転車イベントランへ参加する予定だったのが、朝まで雨が長引いたためドタキャン。不参加を決めたら急速に天気が回復してきて、、、、(T_T)、悔しいからそれを反動に、面倒なオフセットサドルを急遽製作して(やる気になれば1時間ほどで完成するんですけどね)一気に完成へ!
 
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はい!ようやくオリジナルマークのラベルと弦のツーショットです。

もう、長い間放置プレイだったから、、、ラベルの由来を忘れちゃったよ!何だったっけ、、、、

Konase  輝く月
〜Me ke aloha pumehana〜心から愛を込めて

なんて、コンセプトにしたんだった。。。。 あは、は、は、、、恥ずかし〜(爆)
 
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ヘッドまわりはこんな感じ、製作の工程を思い出すと、、、ヘッドの板厚が先端の方が厚くて削るのが大変だったのを思い出しました。
グローバーのギアペグは、値段相応な感じ、、、取り付けたばかりなので(?)ちょとゴリゴリするところがある。 
 
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最初からフロロカーボン(マーチン)を張りました。 ブリッジはT`sさんの塗装済みの物を使用、ネジ止めはしないでタイトボンドで固定(キットの物はネジ止め用の穴があるけど)、、、ま大丈夫でしょ、一応ブリッジの接着は念入りにやったから。 でも、そのうちバリッとはがれたりしたら、ショックだろうなぁ(爆)
 
で、まだ弦が伸び盛りで安定しないけど弾いてみました。
 
・・・・・・・・・・・・・

結構、良い音で鳴ります!(手前味噌も少なからずあるけど....)
 
塗装後の数ヶ月の熟成が効いてるかな(笑) 弦もキットの物よりはるかに高級だし、、、、良いんじゃない!?(爆)
 
101010-29.jpgささっと、調整しただけなので、、、、、まだ、サドルの高さ、ナットの高さの微調整を出していません。なので、現在はやや弦高が高めです。 だからパワフルな音量出ています。 ボディーが振動してくるのがよく分かるし、、、、。 欠点は、キットの表裏単板のままあまり削らなかったので、結構重いです。重量があります。 T`sの軽量なSD-100あたりから比べるとずっしり(笑)
 
でも、結構艶のある音色で響くので、良しとしましょうかぁ。。。。 ああ、長かったなぁ...ふふ。
 
このキットで制作しました。時間をかけて作れば楽しんだ後に良い音のウクレレで遊べますよ!。
【送料無料】全音 ZU-600K 手作りウクレレキット ウクレレ 製作キット【smtb-ms】【YDKG-ms】
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全音(ゼンオン) ZU-600K 手作りウクレレキット作って楽しく弾いて楽しい学校教材としても最適です。表、裏、側板にマホガニー単板を用いて完成すれば定価で20,000円以上のものになります。<仕様>■指板・駒:アフリカンパドゥク ■ネック:マホガニー材 ■ボディ:マホガニー寸法:540(L)×168(W)×55(D)mm品番:ZU-600K価格:8,190円(税込)【smtb-MS】 (詳細ページ)

 
posted by lelelenole at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ウクレレキット製作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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